Re: Writing Machine

Teoreamachineの小説ブログ

2013-09-08から1日間の記事一覧

『君を想う、死神降る荒野で』 その14

荒野、その地面をそっと指先でほじくって小さな穴を空けると、そこに《機械》を挿入する。ゼロシキは瞑想するように目を閉じて、ゆっくりと想像力を解放していく。穴からはスルスルと芽が生えてきて葉を広げ、さらに伸びる茎が次第に太く硬くなっていったか…