Re: Writing Machine

Teoreamachineの小説ブログ

2013-10-11から1日間の記事一覧

『君を想う、死神降る荒野で』 最終回

空港にて、ゼロシキは搭乗ゲートでイスに座り、外を飛んでいる飛行機を見つめていた。天井も壁も全てフラーレンダイヤモンドでコーティングしたガラス張りになっているので、視界が空までひらけているのだ。太陽を背にした流線型の影が、頭上を横切っていく…