Re: Writing Machine

Teoreamachineの小説ブログ

2014-03-10から1日間の記事一覧

君の代わりに その1

「自由になりたいんだ」 長い沈黙の後でそう言った僕を見て、ユミは「もはやお手上げ」、「全部あきらめた」といった調子でため息をついた。もはや涙すらない。乾いた冷たい視線を僕に注いで、再び、ため息。まあ、無理もないのかもしれない、いきなり公務員…