Re: Writing Machine

Teoreamachineの小説ブログ

2014-04-02から1日間の記事一覧

君の代わりに その22

プリントアウトしたその原稿を読みながら、僕は二度三度と首をかしげ、そしてビリビリと破り捨てる。これではダメだ、ここには、やっぱり「僕」がにじみ出してしまっている。彼の代わりに書かなければいけないのに、どうしても僕が書いているのような感覚が…