Re: Writing Machine

Teoreamachineの小説ブログ

2018-07-17から1日間の記事一覧

僕らが何者でもなくなるように その3

「ソウスケ!」 パーティー会場に現れた僕を、タカユキは目ざとくも一瞬で見つけて名前を呼び、肩を抱いてきた。 「久しぶり」 そう返した僕のあいさつは、どこかぎこちない。タカユキに会うのが久しぶりすぎて、なんだか初対面の相手に人見知りするような感…