Re: Writing Machine

Teoreamachineの小説ブログ

2018-07-23から1日間の記事一覧

僕らが何者でもなくなるように その8

僕はノリマサを許したのか、と言われると、それはよく分からない。ノリマサは終始三年生の側だったのだから、別に僕らは裏切られたわけではない。僕らは正義と公正さを重視して、ノリマサは保身と権威を重視していただけのことだ。強い恨みを持っていたわけ…