2013-01-01から1年間の記事一覧
第一回「人類愛と反新自由主義のための全世界大陸会合」におけるEZLN総司令部開会所信表明 1996年7月27日 メキシコ合衆国チアパス州 サン・アンドレアス・サカムチェン・デ・ロス・ポブレス オヴェンティック アグアスカリエンテス第二区 アジア、ア…
6 我々がそれを成すために これはメキシコと世界の謙虚で純朴な人々に向けられた言葉で、今日の我々が呼びかけている言葉である。 つまり、これこそがセルバ・ラカンドナの第6宣言なのだ。 我々がここにいるのは、我々のシンプルな言葉で、それを語るため…
5 我々がやろうとしていること この世界とメキシコにおいて我々がやろうとしていることについて話しておきたい。この惑星で起きていることの全てを見過ごして黙っていることはできない。我々はただ単にそこにいるというだけではないのだ。 それぞれの仕方、…
4 我々の見る祖国メキシコ 次は祖国メキシコについての見解をお話しする。思うに、我が国は新自由主義に支配されている。すでに説明したように、指導者たちが国を、祖国メキシコを破壊しているのだ。低劣な指導者たちの仕事とは、人々の幸福に心を尽くすの…
3 我々は世界をどう見ているか ここからは、世界で何が起こっているのかということについて、我々サパティスタの見解を説明したい。今この瞬間、資本主義がかつてない力を誇っているのを我々はまのあたりにしている。資本主義は一つの社会システムであり、そ…
2 我々は今どこにいるのか 我々サパティスタがそうであったように、このような状況だからといって政府との対話に取り組むのを止めるわけにもいかない。怠惰な政治家の寄生虫がそこにいようが、闘いは前進させ続けなければならない。EZLNは先住民の権利と文…
1 我々は何者であるか 我々はEZLN(サパティスタ民族解放軍)のサパティスタであるが、同時に「ネオ・サパティスタ」とも呼ばれる。我々EZLNのサパティスタは、1994年の1月に武器を手に取り蜂起した。我々を辱め、我々から略奪し、我々を投獄し殺して…
セルバ・ラカンドナの第6宣言 2005年6月 これは我々のシンプルな言葉で、我々はこの言葉が、我々と似て謙虚で純朴な、しかしやはり我々と似て威厳ある反逆者でもある、そんな人々の心に響くよう願っている。これは我々のシンプルな言葉で、我々がどん…
もうこの国で座り込みのデモをやめる時が来ている。何人かの貧乏白人上院議員、北部と南部の貧乏白人どもには、ワシントンDCに座り込みのデモをやってもらえば良い。そのうち、我々が公民権を手にすべきだという結論に至ることだろう。私に対して私の権利…
このくらいの領域になってくれば、我々には新たな友人、新たな連帯が必要になる。公民権運動をもっと高い水準、人権という水準まで広げる必要がある。公民権運動ということでもってやっている限り、あなたが自覚していようがいまいが、あなたはアメリカ司法…
一週間前の木曜日、私はワシントンDCにいた。そこでは、連中が公民権の法案を俎上に乗せるか否かを議論していだのだ。上院議員が会議を行う部屋の後ろには大きなアメリカの地図があり、黒人の分布図が描かれていた。南部を見てみると、そこではほとんどが…
穏健主義者諸君、ロマックスを始めとする我が兄弟姉妹のみんな、友人たち、そして敵であるあなた方へ。 ここにいるみんなが友人だとは信じられないが、しかし誰一人として追い出したいとは思わない。今夜お話しすべきは、「黒人による反乱について、そして私…
47ヶ国が集まりカイロで開催された第2回非同盟諸国首脳会議において、全会一致で採択されたことを読み上げよう。 国家への圧力と、自身のイデオロギー、政治、経済、文化的思想に基づく解放と発展の阻止の手段として実用される外国の軍事基地という懸案事…
ここで支持を得た方策が、効果を発揮し、もはや言うまでもないようなことになったとしても、アメリカ合衆国が我々の領域内で攻撃態勢にある基地を維持する限りは、どのような地域協定も維持することはできないと指摘しておかなればならない。その領域とは、…
特別使節より国家の代表たる皆様へ この総会へ招かれたキューバの使節としてまず第一に、世界の問題について議論するこの国連へ三ヶ国の新たなメンバーを歓迎する役目を仰せつかったことを喜ばしく思う。ザンビア、マラウイ、マルタからお越しの大統領及び首…