2024-12-30 2024-12-30 イエス・キリストが磔刑に処されて復活したかのように、復帰した松本人志は今度こそ笑いの神になるかもしれない。 その時、皮肉にも彼を神にしたのは彼の信者達ではなく、彼を追放したユダヤの民のような正義の大衆達だということになる。 寸止め海峡の最後の言葉のように、彼は神の不在の高みから笑いを創造する。 ニーチェが葬った神の玉座の空位に座るのは、実在の肉体ではなく、遍き渡るツァラトゥストラの笑い声だ。