Re: Writing Machine

Teoreamachineの小説ブログ

2013-08-29から1日間の記事一覧

『君を想う、死神降る荒野で』 その4

七十四、七十五、七十六……七十七! ゼロシキは数を数えていた、体を切り刻まれ、ぼろきれのようになって消えていく死神の数を。機械は巨大な鷹の翼のように変形し、羽のような一枚一枚の刃が隆起して、はばたくように振り回すたび周囲の死神をからめとってバ…