Re: Writing Machine

Teoreamachineの小説ブログ

2018-07-18から1日間の記事一覧

僕らが何者でもなくなるように その4

あれこれ話してからどうにか最終的にはノリマサを帰らせた後、いちおう会場に戻った僕を、タカユキは一人で待っていた。 「待っててくれたのか?」 タカユキがうなずく。 「すまなかったな、世話かけて」 「まあ、あの状況でノリマサをどうにかできるのは、…