Re: Writing Machine

Teoreamachineの小説ブログ

2013-11-09から1日間の記事一覧

最も純粋な子供達のために その16

桐原玲がインターホンで自分の名を告げると黒塗りの自動ドアが音を立てて開く。エレベーターで五階まで上がり部屋のドアをノックすると陰りのある表情の白澤明歩が出迎えた。 久しぶりだな。 白澤明歩は何も答えずに桐原玲を部屋の奥まで案内する。 どうかし…